費用はどれくらいかかるの?軽貨物運送のコスト感
2020年8月21日
配送を業者に任せるのはコストが掛かるから難しいと感じている…。
忙しい毎日に配送に対応してくれる会社を探したいがそんな時間はない…。多くの配送会社があるからどこに任せたら良いものか分からない…。そんな思いを持たれるご担当者様はいらっしゃいませんでしょうか。
もしくは、配送対応を外部に既に委託利用している企業様については、外部の配送業者の値段が正常価格であるかを見直してみませんでしょうか。
クライアント様の大変な業務状況でのご相談に対し、ご希望する形に合わせた物流をご提案する機会が良くあるのですが、感じるのは、日々配送が発生する業務にスタッフ総出で対応したり、社内で管理する側の社員さんが配送を応援したりして、毎日時間を気にしながらバタバタ忙しいというような企業様も多いなと。
もちろん忙しいのは良いことですが、その忙しさは本当に必要な時間の使い方なのかを話したりする機会があります。
多くの業種でモノやサービスを提供し売り上げや利益を発生させ商売としている。これは多くのビジネスの基本モデルとなります。
もちろんそれぞれの企業様が売るものや提供するサービスは異なれど、そこに物流が伴うことは大なり小なりあることとなり、使い方によっては軽貨物運送を活用することで時間や労務環境含め、様々な角度でプラスを得ることも出来ます。
我々軽貨物運送業では、大半が業務委託にてオーナードライバーさんを集っています。
オーナードライバーさんの経費で言うと、月々のガソリン代を約4万円前後、車両貸し出しであれば3万円前後、所属する会社へのロイヤリティーが10%だとしましょう。
そうすると月50万円の売り上げと設定しロイヤリティーが5万円、更に車での保険料約2万、そしてタイヤやオイル交換費用等も都度負担が発生するものとなります。
上記経費を合計すると月間大体14万円がドライバーさん負担の経費となり、月間売り上げが50万円だったとして36万円が手元に残る計算となります。
月14万円の経費を30日で割ると4666円が1日の経費としてオーナードライバーさんは毎日支出している計算となり、例えば朝から夕方まで8時間のお仕事を時給2000円でご依頼主様からいただけたとして、売り上げ16000円-経費4666円、11334円が手元に残る計算となります。
但し、そこから突発的に発生するタイヤやオイル交換、車検等の経費を考えると支出的にはギリギリの計算の中でオーナードライバーさんは頑張っています。
我々、仕事を頂戴する立ち位置としては、時給換算で最低限2000円前後とさせていただいておりますが、中にはこの対応があるから更にいくら、時間外対応は倍の値段が掛かります。
儲かっているご商売のお手伝いだから配送費用もう少しもらえませんかなんて配送会社があることも事実です。
やみくもに話をする配送会社の印象が悪く、軽貨物業者のような外部の会社は利用したくないという方々がいることも今まで多くありました。
今、弊社で厚みを増してきた保冷を必要とする配送。主に食材配送が多いのですが、こちらについては通常車よりも冷蔵車両のほうが燃費が悪く経費が掛かる等の理由で相当高い値段を料金設定しているような配送会社さんもあるようで、そもそもの車両代金も高価なので安易に否めないところもありますが、えっ、そんなに払ってるんですかなんて会社さんがとても多いです。
当然、その値段なら良いかとの判断で企業様も利用しているのでしょうが、このコロナ下で大変なご時世にコストを下げたいというお考えが浮かんだ際には是非弊社までご相談いただければと思います。
更にとなりますが、今ご自宅に食材を運ぶネットスーパー利用者が増えていたり、お酒の個人宅向けの配送が増えていたり、あまり外に出たくない、なるべく人と接触したくない。
そういったお考えを持つ人がかなり増加していると思います。実際にネットスーパーにおける軽貨物ドライバーの需要は相当増えていますし、今ではお買い物便なんて名称で、スーパーに連絡したらすぐ自宅に商品が届いたりと、主にコロナを危惧する個人向けへの様々なサービスが高まっています。
ご自身の会社でもこのご時世に合わせたサービスを具体的に開始出来ないか、弊社サービスと配送をマッチングして販路を生み出したい。
企業様が抱えるそんな取り組みに対しても共に考え、共に成果になるように努めさせていただきます。